ラ・モントルの手記

自由に、繋いで、美化しよう!

ビー玉の瞳の王子様がいるところ

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推しの所属しているグループが先日めでたく6周年を迎えた。2012年4月8日に幕を開けた「EXO」という舞台。彼らが演じ続けたのはアイドルとして生きていくもう一人の"自分"だった。あれから6年。今、エルドラドを聴きながらこのブログを書いている。「遠い将来、伝説となる歩みを」旅はまだ終わらない。

 

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それは中国時間の4月8日、0時ぴったりに投稿された。コンサート会場でメンバーとファンが一緒に写っている。レイさんが自分のカメラロールから選んだのはたくさんの愛が詰まった思い出の写真だった。

「6年間ありがとう兄弟、EXO-Lの皆さん」

これに弟がコメントを残している。

「イーシン、right here(兄さんはここにいる)」

 

レイさんの本名は、イーシンという。繁体字で書くと"藝興"で、簡体字で書くと"艺兴"だ。(画像参照)

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エクソというグループを知った時から私はレイさん推しでやってきた。そんな私が、ここ最近まで知らなかったことがある。レイさんの「名前の由来」だ。中国でレイというのは音だけ聞くと"大変"や"疲れる"という意味をもつらしい。中国語を母国語にもつレイさんがどうしてそのような名前を芸名として選んだのか、私はずっと引っかかっていた。いくら努力家、苦労人だとしても「疲れる」なんて名前が芸名だなんてどうもおかしい。モヤモヤする。何かある。きっと何かある。その答えが、今年の1月に明らかになった。

https://youtu.be/NDz4aZKc5kk

中国語がわかる方はこちらをオススメする。私はそちらの言語はからっきしダメなので、英訳されているブログを見つけて読んだ。2018年1月23日、現地のインタビューで語られた芸名の"本当の"由来だ。

 

「僕に選択権はありませんでした。デビューを間近に控えて、練習に励んでいた時のことです。会社のとある方が『君の芸名だけど、レイってどうかな』と、尋ねてきたんです。僕はどうしてなのか気になりました。すると花より男子に花沢類(ファズ・レイ)という、君にぴったりなキャラクターがいるんだ。物静かな性格で、音楽の才能に長けている。読者からの人気も高いんだよ』僕はデビューさえ出来ればあとは何とかなるなと思い「ああ、はい、大丈夫です、それで」とあまり深く考えずにレイという芸名に賛同したんです」

 

…花沢類!!?!?!!!

日本では小栗旬が演じた事で王子様キャラが完全に定着した、あの、花沢類。である。「ま〜きの♪」の、花沢類である。私は衝撃を受けた。レイさんは花沢類から生まれたのだ。まだ原石の時に、誰かが彼を見て花沢類を想像したのだ。あの人は、今(リアル)を生きる花沢類なのだ。会える花沢類なのだ。触れられる花沢類なのだ。芸術は、爆発だ。

 

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私は原作を読んだことがない。が、花沢類とは本来どういう人物なのかを皆さんと共有したいのでコピー+ペーストをさせていただく。


社長のジュニアとして厳しく躾けられ、他人と関わり合うのが苦手。性格は実直かつクールでひたすらマイペース。昼寝が好きで常にボーっとしているが、見るべき所を見ている。感性が豊かで鋭い芸術センスを持ち、バイオリンが好き。あらゆる面において器用だが、興味のないことには手を出さない。インドア派であり、放課後もF4の他のメンバーように群れて夜遊びすることを避け、寝ているかテレビを見ている。特にバラエティ番組が好き。普段は無表情でありながら、笑いのツボにはまると周りが引くほどの笑い上戸と化す。

幼稚舎の頃から藤堂静に恋心を抱き続けていたが、静を追ってフランスで一緒に暮らすうちに、恋ではなく憧れだったと気付く。つくしの良き相談相手で、英徳の非常階段でよく会っていた。のち、つくしを好きになる。つくしと付き合おうとするが、友達思いなため、司のために最後は身を引く。何かがあった時にはいつもつくしを守りつくしの一番の男友達。つくしと親友の優紀との間では、ビー玉の瞳の王子様と呼ばれていた。また、かなりの低血圧。

この人の欠点っていうと男性というより守護天使っぽいところですかね。

 

…なんだと?!!?!!?

まんまレイさんである。おそらく、9割方合っている。下手するとドンピシャである。どこのどなたかは存じませんが、レイさんをレイさんとしてくれたことに感謝である。奇跡か。スタンディングオベーションを送りたい。いや、守護天使とまで言われる花沢類を地でいっているレイさんこそむしろ奇跡なのかもしれない。

 

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6周年という節目を迎えてもまだワクワクすることが待ち受けているという確信がある。今回の一件で、またレイさんをひとつ知ることができた。今度は何を教えてくれるのか、今から楽しみである。

さて、そろそろ時間になりました。私が今まで読んだレイさんのインタビューの中で、一番「やばいな」と思ったものを紹介して終わりにしたいと思います。ファンといえど、何言ってんのこの人と思うことはある。

 

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「また、レイがメンバーのお尻を頻繁に触るとシウミンに暴露されるとレイは『僕は、ハイタッチをする感覚でメンバーのお尻を触っているだけだ。ステージに上がる時、メンバーの両手は忙しいから邪魔にならないために』と言って、愛情表現であることを強調した。」

 

 

まったくもって意味がわからない。

やはり中国の花沢類は、芸術だ。(完)